2 平成12年(2000)~平成21年(2009)

*『創立110周年記念誌』より。平成21年(2009)11月発行。当時の顧問だった菅原達也先生の
執筆による。

 本校では、他の運動部に比べて創部は遅いが、30年前までは関東大会や全国大会に出場していた強豪であった。関東大会には19度出場しており、あと1回出場となれば20回目の出場と、ひとつの節目になる。その頃の卒業生を含め、バドミントン部の卒業生の何人かは、いくつかの高校でバドミントン部の顧問として指導をされている。
 しかし、その後は中学校のバドミントン部も増え、またジュニアから始める子供たちも多くなり、高校からバドミントンを始める生徒の多い春日部高校が勝つのは厳しい状況になってきた。県大会には出場するものの、なかなかそれ以上の大会には出場が難しくなってきている。それでも県内の進学校のバドミントン部の中では、歴代の先生方の努力や生徒の頑張りで最も結果を出してきていると思う。
 最近は部員も60名程と安定してきて退部者もほとんどいなくなってきている。入部者の多くは高校で運動部に入りたいが他の部活動では難しいと考えてバドミントン部に入部してくるので、そのような生徒の受け皿的な部活動として、今後も活動していきたい(実際は他の運動部と同様ハードなのだが)。ただ、経験者は約2割のため初心者の力なくしては、団体戦の勝利は難しい。バドミントンの場合、関東大会は個人戦ではなく団体戦のみで、埼玉県で5校の出場となっている。全国大会も個人戦でシングルス・ダブルスの各2枠ずつだけなので、どうしても目標は団体戦の関東大会出場となってしまう。昨年{*2008年}は団体戦の県大会でベスト4{*第4シードの武蔵越生高校}を破ったがそこで力尽き、関東大会には出場できなかった。これを励みに次に繋げたいと思っている。ただ、どの部活動もそうだが私立高校の壁は厚く大変である。しかし、ここ数年は東部地区ではベスト4をキープしており、最近2年は2位を維持している。今後は地区1位を目指し、20回目の関東大会出場を果たしたいと思っている。
 活動は木曜日を除く平日に2面しか使えないため、ランニングやトレーニングそして市民体育館を使って効率よく行っている。休日は4面使えるが勉強もあるため交代で休みを入れている。朝練習も交代で練習している。バドミントン部としてみれば1年間を通して休みは無いことになる。しかし生徒は本当に熱心に練習している。短時間で集中して日々のメニューをこなしている。その結果、高校からバドミントンを始めて個人戦に県大会に出場している選手は、埼玉県では春日部高校の選手だけである。顧問としてよい思いをさせてもらっているのも、ひとえに生徒たちの日々の努力のおかげである。