2月4日(木)に春高を訪問し、ホームページの開設報告とともに、現役部員の現況を現顧問の朝見浩和先生に伺ってきました。
◆部員数・主将 現在、2年生16人(うち中学時代経験者5人)、1年生21人(同11人)、計37人が所属しています。部長は2年生の柴田至温君。
◆顧問 前述の朝見先生(数学・専任)のほか、長瀨義行先生(物理・再任用)、野界(のがい)涼太先生(英語・臨任・新卒)の3人。いずれも熱心に指導にあたられています。昨年度まで顧問をされていた海老原洋介先生は、令和2年4月から岩槻北陵高校に転勤されました。
◆大会結果 令和2年度は新型コロナウィルスの影響で4月の関東大会予選、6月の全国総合体育大会予選がいずれも中止となり、現3年生は1月の東部地区大会が公式の大会としては最後となってしまいました。
 代替わり後の最初の大会は、8月19,20,23日に毎日興業アリーナ久喜体育館ほかで開催された新人大会東部地区予選会(個人戦)でした。春高はダブルスで貫井・提箸ペアがベスト16に入り、県大会出場権を獲得しました。シングルスは柴田君がベスト32で敗れ、残念ながら県大会出場は叶いませんでした。
 9月に行われた団体戦(2複3単)では、個人戦の結果によって第12シードとなり、2回戦で開智未来を3-0、3回戦で蓮田松韻に3-2と勝ち進み、地区ベスト8にくい込みました。ベスト8のかかった第5シードの蓮田松韻戦は、最終第3シングルのファイナル、さらに延長ゲームまでもつれ込む大接戦となりましたが、第3シングルの提箸君がよく粘ってみごとに競り勝ちました。準々決勝では底力にまさる第4シードの越谷西に挑みましたが、現時点では力の差は埋めがたく、力尽きました。
 11月の新人大会県大会では、団体戦で東部地区代表校がよく健闘し、越谷南が2位、叡明が3位となり、地区から2校が春の地区予選フリーパスとなりました。このため、次回の地区団体戦(4月に予定)では、春高は第5または第6シードとなる見込みで、目標の地区4強入りも大いにチャンスが出てきました。健闘を期待したいと思います。また、個人戦で出場した貫井・提箸ペアは、1回戦で志木高校ペアに2-0で勝利を収めるも、2回戦では強豪・埼玉栄のシードペアに0-2で敗退しました。この埼玉栄ペアは優勝したので、県下ナンバーワンペアと対戦できたことは両君にとって貴重な経験になったのではないかと思います。
◆現在の活動状況 昨秋より春高体育館が全面改修工事のため使用できなくなりましたので、市民体育館を借りたり積極的に練習試合に出たりして1月の東部地区大会をめざして練習に励んでいましたが、新型コロナウィルスの再拡大に伴って緊急事態宣言が発令された1月8日以降、練習が全くできなくなったそうです。1月の東部地区大会も中止となってしまい、緊急事態宣言が解除されるまでこのような状況が今後も続く見込みです。厳しい状況ですが、改修工事が終わると床が全面張り替えられてポールの穴も変わり、コート間は狭いですがバスケットリングとシングルスのサイドラインが重ならなくなったりして、使いやすくなりそうです。現役諸君も心機一転、練習再開後には再び県大会出場をめざして精進していってほしいと思います。(文責 飛永[26回生])