5月6日(火)、9日(金)、11日(日)の3日間にわたり、インターハイ埼玉県東部地区予選(個人戦)が開催されました。3年生にとっては最後の地区大会となります。
今回の記事はダブルスから報告させていただきます! 春高は7ペア出場です。
●第1日(ダブルス)
【1回戦】
河野・ラッド、髙橋・淡路、栗原・田坂、3ペアともに2-0で勝利。
【2回戦】
河野・ラッド、栗原・田坂、葭葉・忍田、水田・金、岡田・城、安藤・根本はそれぞれ2-0で勝利するも、髙橋・淡路 6-21 14-21 安田・四戸(越ヶ谷)で敗退。
髙橋・淡路ペアの相手は8シード選手。2ゲーム目は二人の緊張も解けてきて良いラリーもし、相手が明らかに慌ててきており中盤はこちらが優勢に。相手のミスが増えてきたのですが、終盤あと一押ししたかったですね。最後まで頑張りました!
【3回戦】
河野・ラッド19-21 17-21 星野・新井(昌平)
互角な見応えのあるラリーを展開できました。攻撃力はやや相手が上回ってた面はあるけれど、長いラリーに耐えた。その後の1本のミスや甘いロブ等のわずかな差が点数に現れたかな。1ゲームめの終盤を取り切れれば流れももっと変わったでしょうか。惜しかったです。流れを持続したかったし、わずか1本2本の差だったと思います。
安藤・根本、葭葉・忍田、水田・金、岡田・城は2-0の勝利。栗原・田坂は花咲徳栄に接戦の第2ゲームを落としたものの2-1で取りました。


[写真]左:敗戦直後の河野・ラッドペアに声をかける3年生たち
右:戦い切ったラッド君に主将の岡田君が寄り添う
【4回戦】
5組勝ち残っており、次に勝利すればベスト16以上となり県大会出場が決まりますが、負ければ17位18位での出場をかけた代表決定戦にまわります。
安藤・根本 2-0 小林・梅田(開智未来)
葭葉・忍田 2-0 田邊・井上(春日部東)
岡田・城 2-0 倉片・石倉(越谷南) こちらの3ペアは危なげなく勝利しました。
栗原・田坂 0-2 塩谷・太田(久喜北陽) 19本、12本で、互角のラリーも多々あったのですが、上からとらえられる苦しい場面の中、ミスがありました。ベスト32(その後、代表決定戦2勝しましたが、あと1つ勝てませんでした)コンビネーション良く頑張ったと思います。
水田・金 1-2 菅原・佐藤(草加)
水田君の立ち上がりからのゲーム中の気迫は素晴らしく、流れを引き寄せる程のものが目を引いた。それに応えるかのように金君の爆発的な攻撃は勝ちパターンにもなっていたが、相手は新人戦で県大会出場しているペア。当然一本の攻撃では決まらず取り合っていったが、ファイナルゲームでは12-21と点差を付けられてしまった。ベスト32(その後、代表決定戦1つ勝って2つ目で敗退)


[写真]左:健闘する水田・金ペア
右:互いを讃える水田・金ペア
【5回戦】
葭葉・忍田 1-2 永沼・大原(草加東)ファイナルゲームは終盤相手に流れも取られ15-21だった。ベスト16(その後の順位決定戦は18-21で小倉・須田(久喜北陽)に敗れて14位に)
岡田・城 1-2 高橋・小林(草加東)ベスト16(その後の順位決定は負けで15位) 順位決定戦は1ゲーム勝負、春日部東の今野・福島ペアに25-27で惜敗し、9~12位にまわれなかった。
安藤・根本 2-0 萩原・長谷(越ケ谷) ベスト8を勝ち取った。2年生ペアがベスト8以上に勝ち上がった!!
【準々決勝】
安藤・根本 1-2 齋藤・福田(栗橋北彩) ファイナルゲームにて負け(順位決定戦は第2日に実施。19-21永沼・大原(草加東)) 結果7位となった。


[写真]左:ベスト8をかける岡田・城ペア(奥右)、葭葉・忍田(手前左)
どちらも相手は草加東
右:荒井OBと川羽田OBも第2体育館での大会開催の合間に応援に来てくれました
春高バド部のダブルスの出場試合は、安藤・根本ペアの5~6位決定戦以外は1日目で終了した。各々のペアは、個人戦としては新人戦時から同じペアの葭葉・忍田ペア、河野・ラッドペア以外は秋以降3月までの中で組み換えがあったペアです。着実に実力や試合上でのパートナーシップの面で力をつけて来て、最後の地区予選に挑みました。結果は3組が県大会への出場を決めました。おめでとう!
しかし、惜しくも代表決定戦で敗れた選手やあと一歩、二歩県大会に届かなかった選手だけでなく、県大会への出場を決めた選手もまた、悔しさの残る表情を見せていた選手がいつも以上に多かったのではないでしょうか。もう一つ上の順位で行けたかもしれない、行けたはずだ、いやあと一本あそこで取っていたらどうなっていたかわからなかったよ! そんなことの連続だったはずです。
とても良いラリーをしたり、課題であった点を一つ一つクリアーしながらこの日を全力で闘ったと思います。それでも、この日は終盤の勝負所での接戦を相手に持ってかれるケースが多かった面が見受けられ、とても悔しかった部分でもあります。でも、対戦相手の高校生たちもずっと努力を続けてきたのですね。それらがよくわかるのが、こういった集大成の大会なのですね。
前回の地区大会や団体戦の時、また練習試合などの時は、今回へと比べてみた時、順位だけでなく春高バド部はどう成長したでしょうか。どれだけ自分や仲間やバドミントン部の練習に向き合ってきたでしょうか。感じたことや味わった思いを共有し、今後の充実した練習や活気のある練習作りに生かしていきたいものですね。
今回、この日も多くの保護者の方々の応援がありました。声援のバリエーションを増やそうと2年生を中心に掛け声を合わせるパターンも少しずつ試みています。保護者の方も手拍子と共に、更に盛り上がって独自の声援もかけ続けてくれました。とても有難い事です。
私個人的にも、良い練習や勝利の為には技術のぶつかり合いだけじゃない要素が幾つもあると思っています。勝ち残った岡田・城ペア(ともに3年)、葭葉(3年)・忍田(2年)ペア、安藤・根本ペア(ともに2年)は来月県大会のダブルス初日6月14日(土)上尾運動公園体育館に出場します。中間考査後、約3週間あります。体調を整えながらまだまだステップを駆け上がるチャンスを掴もう!
(第2日のシングルスベスト32まで&第3日16決め~決勝までは、次回の記事となります) <記・35期小高>